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頑張っているのに会社で仕事が評価されない時の対処法とは?

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上司からの評価は仕事をする上で避けては通れないものです。

良い評価を得ることで給与や賞与がアップするだけでなく、将来的な昇格・昇進にも関わる重要な問題ですが、適正な評価をされていないと悩んでしまうこともあります。

そこで、頑張っているのに評価されないと悩んでいる時こそ取り組みたい社内での対処法を紹介していきます。

目次

なぜ実力より評価が低くなるのか

「自分の方が仕事ができるのに同僚の方が上司に認められている」

「仕事で結果を出しているのに評価されない」

など、働いている中で適正な評価をされていないと感じる要素はいくつかあります。

上司の評価と自己評価が乖離しているほど不満は大きくなってしまいますが、数値以外の人事評価は上司の主観によって決まってしまうのが現実です。

営業の仕事など明確な数値ができる業務でない限り、部下の能力を評価するのは上司の役目です。

それぞれの担当業務に対する遂行能力だけでなく、普段からの仕事や組織に対する姿勢や行動など、人事評価制度の基準と合わせて上司は日々部下をチェックしています。

例えば、社内のチームワークを重要視している上司であれば、普段から同僚とどのようにコミュニケーションを図っているのかを観察したり、同僚から話を聞いていたりするかもしれません。

また、実力や実績があったとしても適切なタイミングで報連相ができていない、頼んだ仕事は完璧にできるけれど自分から能動的に仕事を探していないなど、上司の視点からみると評価が低くなるポイントが見えてきます。

自分が評価されるべきだと思っている能力を上司が評価していたとしても、その他のマイナスで相殺されてしまうと全体評価が下がってしまいます。

自分が思う通りの適切な評価をしてもらうためには能力をアピールするのも大切ですが、上司の評価基準に合わせて要領よく対処することも必要です。

会社で仕事が評価されない時の対処法

会社で仕事が評価されない時にやるべき対処法を3つ紹介します。

1.評価されている人間を観察してみる

会社の中ではなぜあの人が上司から可愛がられるのかと疑問に思ってしまう人や、仕事ができて上司や同僚からの信頼も厚い理想的な人もいます。

前者の場合は一見上司が好き嫌いで評価しているのではないかと不満に思うことがありますが、事務処理能力が低くてもコミュニケーション力が高く、取引先との打ち合わせや接待の場で盛り上げることができるタイプの人であれば、商談をスムーズにまとめるための潤滑剤的な役割を担っているのかもしれません。

組織は集団で仕事を行うものなので特定の能力が高い人だけがいても仕事を円滑に回すことができないため、組織の中での役割を相対評価した場合には実務能力よりも評価が高くなる人がでてきます。

また、実務能力も高く周囲の人からの評価も高い人の多くは声掛けをしたり仕事をサポートしたり、時には後輩の悩みを聞いたりと細やかな気配りができている人ではないでしょうか。

仕事の能力が高いだけの人より、仕事の能力が高くて他の人が意欲的に仕事に取り組めるようにサポートしている人の方が評価も高く、管理職としての能力があると認められて昇進・昇格しやすくなります。

単純に上司の好き嫌いだけで評価されている人の場合は参考にしにくいかもしれませんが、上司だけでなく取引先や同僚などからも評価されている人が、どんな風に仕事に取り組んでいるのかを観察すると自分が評価されるために上司や同僚に対してどう対処すべきかを見極めることができます。

2.評価制度の項目をチェックする

人事評価制度を取り入れている会社であれば、評価についてのフィードバックが行われているのではないでしょうか。

本来評価のフィードバックは評価しているポイントと課題の双方を伝えることで、社員のモチベーションを高め能力を伸ばすとともに改善すべき事柄への取り組みを促す役割をもっています。

けれど、フィードバックで指摘をされると否定されたような気持ちが強くなるので、マイナスの言葉だけが強く残ります。

自己評価と上司評価が異なっている時は納得ができないこともありますが、ストレスが溜まってしまうフィードバックの時間を早く終わらせようと受け身になるのはもったいないです。

なぜ評価が低いのかどうすれば評価が変わるのかをきちんと確認しておけば、取り組むべき課題が理解できるので、次の評価の時に改善したと思われるように動くことができます。

仕事に前向きに取り組んでいるか、積極的に提案ができているかなど簡単に変化をアピールできる評価項目があるのであれば、評価点を上げるためにしっかり取り組みましょう。

仕事に慣れていない時であれば大きな声で挨拶したり、帰宅前には残っている人に「お手伝いできることありますか?」と一言声をかけたりするだけでも大丈夫です。

ミーティングの場でも口数が少ない人より、たくさん話している人の方が積極的に参加しているように見えます。

会議中に説得力がある提案ができない時は、上司の目に留まる所で資料の準備や片づけを手伝うなどやる気のアピールは簡単にできます。

上司に対して結果だけでなく過程を評価してもらいたいという気持ちを持っている部下も多くいますが、評価してほしい過程部分が上司に見えていなければ評価してもらうことはできません。

短い時間でも小まめに相談したり自分なりの考えや提案を話してみたり努力を相手に見せることができてこそ、努力を評価してもらうことができるので普段からのコミュニケーションも大切にしましょう。

3.評価されるためのアピール力を身に付ける

同僚や後輩よりも自分のスキルが高くても、目に見えないものを上司が評価することはありません。

営業職であれば数字、事務職であれば成果物が仕事を評価される時の指標になりますが、同じ結果を残したとしてもプラスアルファの要素でより評価が上がっていきます。

仕事は「時間をかけること=がんばっている」ことにはならず、場合によっては仕事が遅い人というマイナスの評価を受けるリスクがあります。

また、仕事が早くてもミスが多ければ当然評価も下がってしまうため、正確に適切なタイミングで結果を残すことが適切な評価を受けるための重要なポイントになります。

同時にいくつもの仕事を抱えている時は重要な案件・提出期限が近い案件など、優先順位を付けて集中して取り組むことが求められますが、この時に問題となるのが自分の思っていた優先順位と上司の考えていた優先順位にずれが生じることです。

仕事ができない人間だと一度認識されてしまうと評価を取り返すのに時間がかかってしまうので、仕事の前には提出期限や必要な成果物・資料などを事前に確認することが大切です。

上司への報連相も適切なタイミングで行うことが大切ですが、報告をする時には自分なりの考えや提案も合わせて行う、相談をする時には何が問題なのか具体的に話をするようにしましょう。

「言われた仕事だけする」または「言われなかった仕事はしない」という勤務姿勢は、上司との信頼関係も崩してしまうことになるので能動的に仕事に取り組んでください。

評価されるためには結果だけでなく仕事への姿勢も上司に伝わるようにアピールしなくてはなりませんが、「自分はがんばっている・大変なんだ」ということを伝えるだけでは逆効果になるので、まずは前向きに仕事に取り組むことから始めましょう。

気持ちが変われば仕事への取り組み方が変わる

仕事は真面目に頑張っているのに、要領よく上司にアピールできず適正な評価を受けていないと思うことがあっても、マイナスに受け止めすぎてしまうと仕事への意欲もなくなってしまいます。

どんな仕事も嫌がらず前向きに取り組むように自分の気持ちを変えるだけで、仕事への姿勢だけでなく行動や言動も変化していくので、仕事で評価される処世術の第一歩としてチャレンジしてみてください。

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